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よくある質問です。
本場インドでヘナを購入した・・・

答えは、偽物！

いつだったかゲストハウスに泊まったときのこと
そこのゲストハウスは日本人のバックパッカーをメインに宿泊客を
集めてるのですが、その宿でメヘンディ（ヘナタトゥー）のメニューが

受付においてあったので見てみたんですね。
30日持つメヘンディ
15日持つメヘンディ
7日持つメヘンディ

たしかこんな感じで金額と持ちの日数が書いてあった記憶があります。

まぁ、持つ持たないはどうでもいいのですが
僕が気になったのが、すべて天然１００％だということ（笑）

いやらしい僕はいろいろと質問をします。

このメヘンディはどこで仕入れしてるの？
メヘンディの産地はどこ？
現物を見せてくれる？

などなど。

すると業者のインド人は、どれも知らない（笑）

しかし絶対に天然１００％だと食い下がる・・・
僕がヘナのバイヤーで、すべてヘナのことは知っているということを
告げると何も言わなくなりました（笑）

インドの路上でもメヘンディ用のヘナは売っていて
便利に使えるようにすでにコーンに入っているものがほとんど

どれもケミカル入りです。

インドのどこでも売っているヘナの粉といえば
MDH社のヘナですが、MDHのラジャスタンのヘナ工場も僕は見学したことがありますが
ケミカルも古いヘナもごちゃ混ぜです。

何故かというと
インド人でヘナをする人は昔の人ぐらいで
若い人はヘナを知らない人も多いです。

それが現実。

日本人なら日本のすべてを知ってるかというとそうではないですよね。
それと同じです。

日本人の一部のナチュラリストは天然、本物を好みますが
インドは今経済発展の真っ只中！

便利に染まったり使える商品の方が
みんなの注目を浴びます。

インドのテレビを見ているとよくあるCMで
このクリームを塗ったらあら不思議！
たちまち痛みが取れて車椅子でしか移動できなかった老人が
なんと！立ち上がることができるのです♪

そうやっておばあさんが実際に立ち上がるCMが流れてます・・・

日本人が見ると
え？このCMまじ？

っとツッコミを入れたいほどのCMですが
インドでは当たり前・・・

ヘナはインドでもあくまで伝統的な物

知らない人がいて当たり前なんですね。
手早く素早く染まればいい。
そんなものです。

インドで販売されてるヘナで１００％天然のものを買うには
至難の業というわけです。