ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ

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ヘナの嘘ホント

ヘナショック

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ヘナショックと言う言葉を聞いたことがあるだろうか?

美容師さんの間で言われてるそうなんだがね。

ヘナをするとスンゴイ髪がキシムと・・・

だからヘナしてる髪は扱えない(扱いにくい?)から

ヘナしてる人の髪はうちではちょっと・・・

となっているらしい。。。

今まで数十年美容師してきたけど・・・

僕自身は聞いたことなかった(笑)

ここで皆さんに解説しておくとしよう!

髪がキシムとは一体どんな事になっているのか?

髪の毛というのは元々水を弾く為にキューティクルという

ウロコみたいなベールに覆われています。

そのキューティクルで中身を守ってるわけなんだけど

キューティクルだけだと摩擦だったり、外的損傷で剥がれてしまうかもしれないので

皮脂というものが頭皮から分泌され

滑らかにして摩擦を軽減したり、損傷が起きにくい状態を自然の仕組みで

守っています。

ありのままの健康毛の外部の様子を疎水状態といいます。

疎水とは、水を疎うと書きますね。

水を弾くということです。

この状態なら問題ないのですが

人間とは欲深いもので(笑)

モット綺麗になりたい!!!

という願望があります♫

パーマをかけたり、カラーをしたりと

髪の毛を整形するわけです。

そうするとキューティクルが損傷し、中身が出てしまいます。

中身が出たり外壁であるキューティクルが損傷すると

水分も油分も保持する力がなくなりますので

髪の毛がパサパサしたり膨張したりと

とても綺麗とは言えない状態に・・・

手触りも悪くなり艶もなくなってしまいます。

健康毛であれば水分保持も油分も均一に付着するわけですが

ダメージしてしまった髪は、そうもいきません。

例えがわかりやすいかどうかわかりませんが

濡らしたタオルを絞るとギュッと硬くなりますよね?

水分が十分タオルに行き渡った状態からある程度水分を抜くと引き締まってしまいますね。

これがダメージした髪と同じような状態です。

タオルに水分が浸透する=ダメージした髪はキューティクルがないので髪の深部まで水分が浸透。

タオルを絞る=タオルドライしてある程度水分を抜くと非常に扱いにくい。

水道のお水はPH(ペーハー)(酸性とアルカリの数値)

7あたりの中世領域で維持されています。

これをお湯にすると少しPHが上がって、8以上になります。

単にお湯だけでもアルカリよりになるので髪は通常の状態から膨張するわけです。

キューティクルがない場合は余計にひどくなるのはわかりますね。

これがキシムという状態として皆さんが認識してる現象。

ダメージした髪はキシム

キシムという現象は、ダメージしてる

となったわけです。

おまけに普段からコーティングの手触りサラサラを体感してるわけですから

なおさら・・・

髪の毛の本当の状態なんて美容師さんでもわかりません。

残念ながらね。

ところでヘナショック。

ヘナをするとキシム・・・

というのもダメージ毛に関して言えることです。

ヘナをお湯で溶くとPH4.2あたりの数値になります。

お湯で流すとアルカリよりだったのに

ヘナをすることで一気に酸性側にいくわけですから

これまた手触りびっくりになるのは当たり前。

おまけにコーティングも剥がしてくれますので

自分の髪の毛ではないみたい!

ってなるわけです。

自分の髪の毛という表現もコーティングされた自分の髪の手触りしか

知らないので、これもまた不思議な思い込みです(笑)

ヘナショックとは、単に本当の自分の髪の状態に戻す途中の現象。

そこから本当の髪になるわけです。

その証拠にヘナした後は驚くほど少量のトリートメントでサラサラになります。

しっかりと油が吸着する状態になっていますから余計な量は必要ない。

世の中の需要に答えるため手探りで作り上がってしまった美容業界。

歴史もなにもありませんから当然です。

しかしやっと一巡したようですので

これからは本当の髪の区別ができる業界になることでしょう♫

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