ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
シャンプーをやめた美容師
シャンプーを
やめた美容師
シャンプーをやめた美容師
シャンプーを
やめた美容師
ヘナを求めてインドまで
さて。
マーケットの後にいつも向かうのが
前回で書いた約40社あるヘナ製粉工場。
と、その前に。
ヘナ畑のあるラジャスターン州ソジャットは、インドの端・・・
お隣の国パキスタンの近くにあります。
首都デリーから遠く離れた田舎。
当然のことながら情報も遅れて入ってきます。
都会ではみんなが持つ携帯電話も田舎の人達は誰しもが持つわけでもなく・・・
今では、ラジャスターン州にもこういった電線が通っていますが
数年前まではありませんでした。
この写真は、ヘナを刈り取る農家さんの家にお邪魔させてもらった時の一枚。
子供が制服を着ていますね。
その他の大人たちは、この子の親と、その親。
当時のヘナ農家はとても賃金が安く、学校にも行けなかったそう・・・
ようやくここ数年で子供を学校に行かせることが出来るようになったみたいです。
その昔、「ヘナ隠し」という事件がありました。
ヘナ農家は安い賃金で働いているのにそれを売るブローカー、関わる人間は
おいしい思いをしていると。
だからヘナはもうない!と言ってヘナを隠し値段を釣り上げたそうな・・・
実際に農家の方々に聞いてみるとびっくりするような日当でした。
だから私は、
価格をウリに日本で販売したくないのです!
日本では、ハナヘナと同じ工場で作っています!
などと言って
ハナヘナより価格が安いという売り方をしてる業者もいますが
毎回インドに行き現場を知る立場の人間からすれば
作り手をバカにしてる。
私はそう思います。
自分さえ良ければよいと・・・
豊かになった日本ですが、その始まりはここインドでも同じだったはずです。
先進国に生きる私たちだからこそ本当の意味での豊かさをヘナに関わる人たちに
アドバイスできればと思います。
少しのサービスと適正価格。
それがヘナ農家に生まれた子供たちの正当な生活費として受け取れる
そんな取り組みをハナヘナでは誕生当初から続けています。
それでは
話を製粉工場へと戻しましょう。
ご覧のとおり、現在の提携工場KEO社と比べると
衛生面でも声を失います・・・
天井には、鳥の巣、地面には鳥の糞・・・
マーケットの周りにある工場すべてがこんな感じです。
インドの路上でも販売しているスパイスで有名なMDH社の工場にもお邪魔させて頂きましたが・・・
とても衛生面で自慢できるヘナ作りはできないですね・・・
それからヘナ葉は自然劣化でも悪くなる。
と書きましたが、こういったことを付け加えることで
新鮮なヘナ葉に見える手法もあります。
枯れたヘナ葉に。。。
ピンクの丸で囲んだ部分を見てみると・・・
何やら緑の塊が・・・
これはダイヤモンドグリーンといって
水に溶かして、枯れて茶色くなったヘナ葉に振りかけると
あら不思議♫
新鮮な緑色をしたヘナ葉に早変わり♫
画像は、水に溶けきれなかった塊があったおかげですぐにわかりましたが
溶け込んだダイヤモンドグリーンは見た目では判断できません・・・
人間ちょっとくらいなら・・・
なんて色んな場面で皆さん考えたことあるでしょ?(笑)
値引きを要求されたからとか
対応が悪いとか・・・
こういったことが起こらないためにも適正価格で
毎回足を運びコミュニケーションを取るのです。
何度も行けば顔も覚えてくれますね。
あの人に売るものはちゃんとしたものを売ろう♫
作り手・売り手・買い手
みんながハッピーでないといけませんね♫
このブログの「ヘナを求めてインドまで」は、長年アメブロで
書き続けてきた記事の「総合」記事になります。