ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
シャンプーをやめた美容師
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やめた美容師
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Q & A
天然、自然、オーガニック100%・・・
自然のものは癒やしや心地よいイメージを思い浮かべやすいもの・・・
美容師を27年やっていて薬剤の危険性というのはなんとなく理解はしていたものの
ヘナという植物が身体にいいと聞きヘナ業界を知ってみると・・・
デトックス、好転反応・・・
数々の謳い文句が先行し困った人に優しい声をかける不安商法。
物や何かを使うことが当たり前の世の中となった現代社会、ヘナもそれと同様で
私がヘナを施術を始めてから過去、癌を患った方や不安情報を真に受けすぎて
なんでもかんでも自然のものなら大丈夫と不安を理由に生活してる人に
ここぞとばかりに不安につけ入ってくる・・・
何が真実で何がまやかしかなのか?は
様々な視点から考えて見る必要があります。
物事には原因があり【なにか】を使うことありきではない!
ということをまず理解しなければ根本的治癒にはかけ離れてしまいます。
〜〜〜 これは、実際にうちに来られたお客さんとのやり取り 〜〜〜
その方は過去ガンを患い病んでみて初めて健康に対する意識が変わり
白髪染めもヘナでやりはじめだし20年前に誰かに
勧められたヘナで染め続けてこられたのですが
やはりそのヘナもどこか不安だったのでしょう・・・
ハナヘナの存在を知り半信半疑でご来店。
お客さんが20年間染め続けてこられた【天然ヘナ】を私に見せましたが
私は、ハナヘナの説明をしとりあえずハナヘナで染めてその日は帰宅されました。
翌朝、そのお客さんから電話があり首元の白髪が染まってないとお怒りのご様子・・・
その方の髪型は襟足刈り上げのショートカット。
電話ですぐに再来店してもう事をお話し見てみると・・・
襟足・・・いやほぼ首に生えた(点々矢印部分)数本の1.2ミリ程の白髪が染まってないとのこと
今まで染め続けてきた【天然ヘナ】ではこんなことは起きたことがなく
きっちり染めてほしいとのことでした。
私は、それでは今まで使ってこられた【天然ヘナ】で染めないと
その部分は【ハナヘナ】では染まりませんよと回答。
お客さんが20年以上も【天然ヘナ】と【思い込んでいた】ものは実は
化学薬品の入った【自称天然ヘナ】しっかり早く染まるものでした。
【天然ヘナであるハナヘナ】ではその部分にしっかり染めるとなると
首が染まってしまうし(数日でとれる)すぐには染まらないので
私はそこまで染めるならこれまで染め続けてこられた【自称天然ヘナ】で染める
しかありませんよと・・・説明
あなたは健康に気を使ってヘナ染めをされてきたのですよね?
【染めること】は目的ですが【染まり】だけを考えるなら便利なヘナで染める方が
素早く解決しますよ♪
染まってない部分だけこれまでのヘナで塗布しましょうか?
ここまでいやらしい言い方ではなかったですが、そんな会話をした記憶があります。
僕がヘナ業界のまやかしを適切な情報を発信していこう!
と決めるきっかけの出来事でした。
※以来、その方はずっと来店されてます。
あなたのきちんと説明をあの時聞いていてよかったと。
数十年前に誰かが【ヘナ】は良い!
と言い使われはじめたヘナ。
美容師ではなく素人集団から始まったのがヘナでした。
程なくして美容室でも取り扱われ始めたのですが、【確実に染めること】が
仕事である美容師は、お客さんの染めたい気持ちと天然100%を提供したい狭間で気持ちが揺らぎます・・・
いつしか染まりの原理の追求、工夫より便利で簡単に【染まったこと】が
お客さんと美容師の成立との【結果】になり
多少化学薬品が入ってても気づかずにしっかりと早く簡単に染めることが
【良い商品】へとすり替わってしまったのです・・・
【行為】が目的になり【解決】を忘れてしまったヘナ業界。
サプリメントでもそうですが、飲むことで安心感や健康維持ができていると
思ってますが、飲み続けないと改善しないということは【安心】と【便利】を買ってるだけで
本来飲まなくてもいい体づくりを怠ってるわけです。
ヘナもヘナは自然なものだからヘナで染めれば安心という【目的】になってはダメで
ヘナを使うことで何ができるか?
に気づかなければそれは【行為】として消費されるだけ・・・
【できること】がわかれば様々な場面にチョイスすることができます。
前出のお客さんとのやり取りで気づいたことです。
僕の父親も40歳の若さで癌で他界していますが
癌になって再発も気になるところですよね、しかしお客さんには情報が少なく
よくわからないヘナを20年も使いつづけ・・・
いつしかお客さんも【染まり】のことに目が向いてしまう。
これはやはりまずいなと・・・
美容師の性格上あれもこれも叶えてあげたい!やってあげたい!が
まわりまわるとかけ離れた事実に・・・
天然ヘナで【できること】と【できないこと】をしっかりと伝えること
自然は万能ではありません。