ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ

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ヘナの嘘ホント

意外と知らないヘナの事 四

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Why? Japanese people!!!

なんで壱、弐、参、、、

と難しい漢字できて、四なんだ〜!!!(笑)

 

 

さて。

意外と知らないヘナのこと①、②、③-1、③-2の続き。

ここまでヘナの事を書いてきましたが

インディゴについても触れてみたいと思います。

 

インディゴは、ヘナ(オレンジ)を塗布した後に(流した後)

塗布すると、オレンジが中和され茶色の髪に変化します。

単純に打ち消しの オレンジ→青=茶色という図式です。

 

今から約30年前にインドからヘナが日本に入ってきた時は

インディゴは髪染め用の商品として存在していませんでした。

天然植物のヘナが大変日本人に受けたのですが

ヘナが浸透し数年断つ頃に

髪の毛(白髪)がオレンジなるということがちょいと

どうかなぁ~、、、

という状況になったわけですね。

頭皮や環境にいいと言っても、オレンジ頭はちょっと。。。

ということだったのでしょう。

インドは、そもそも天然藍の栽培でファブリック染料としては

世界でも有数の地域でした。

 

↑インディゴをガン見中の僕。


しかし、イギリス統治になり統治国の資源が資本になることは

許すことにならず、いつしか天然藍は封鎖。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

 

日本でも麻の栽培が禁止になったのと同じだね・・・

 

↑インディゴ ファーム


代わりに人口染料の輸出にすり替わったのです。

そのころからすでに藍の栽培は、なくなっていたのですが

(わずかながら残ってる農家はあった)

消費者の要望に答えるため藍の栽培農家を探し出し

藍の乾燥工程を考え、髪に使える染料として

商品にすることができたんです。

 

藍のインジカンという物質が酸化することで

青になるのですが、藍が生きてる(生葉で刈り取る前)うちはこのインジカンという物質は、無色透明。

これを刈り取り生の葉っぱを乾燥させるわけですが

この乾燥工程が難しく今でも品質にバラつきがあります。(それほど難しい)

 

染めるということを最大目的とする消費者は

まったく合わないでしょうね(笑

 

僕は、この無邪気さに面白みを感じ気に入ってますが♪

これは、藍の色が色素ではなく、菌だということなんですね。

還元菌。

http://www.fitc.pref.fukuoka.jp/kenkyu/report/h19/19-1.pdf

菌変化して色として定着するので、染め方にも工夫が入ります。

水分のある状態でないとうまく発色してくれないというわけです。

こんなもので髪の毛を染めるって最高に面白いですよね♪

※ 日本でも藍を使った藍染めがありますね。

こちらは建てるといった方法で藍の染料を布に定着させます。

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