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ヘナ染めすると髪に優しいって聞くけど、ドラッグストアで売ってるヘアカラーとか美容院で染める白髪染めと
何が違うの？

白髪染めの種類

白髪染めのヘアカラー剤は様々あるように見えますが、実はほとんど同じもの・・・

・ヘアダイ（2つの薬剤を混ぜるタイプ）
・マニキュア（ペンキみたいに髪に貼り付ける）
・ヘナ（葉っぱで染める）

この3種しかありません。
この種類の中でうちのヘアカラーはここが違う！うちはこうだ！
と言ってるだけなんです。

この中でも一番種類が多いのが・ヘアダイと呼ばれる2つの薬剤を混ぜて使うタイプのヘアカラーで
このタイプが髪や肌に一番負担をかけだんだんと傷んでくるヘアカラーです。

・マニキュアタイプは人工的に作った色素を髪の毛に絵の具を塗ってるような原理で染めていきますが
塗ってるだけなので比較的色落ちが早く部分的に少量染めるだけならいいですが
全体に染めるとなると頻繁に染めなくてはいけません。
塗ってるだけなのでダメージもほとんどないのも特徴です。

最後にヘナ。
ヘナ染めは、自然の色素で染める白髪染めになります。
ヘナの色素の分子量（粒子の細かさ）はとても小さいため髪の毛の内部まで浸透することができ
マニキュアよりも2、3週間モチがよくなります。

白髪を染めるにはこの3タイプを使用することになります。

白髪を染めて髪の毛が傷む順番

3タイプでどれが一番髪の毛を傷めてしまうか？
これは間違いなく2つの薬剤を混ぜて使うタイプ！
ヘアカラーの宣伝ではトリートメント配合でダメージしないと宣伝されていますが
あれは嘘。

2つの薬剤のうちの１つは過酸化水素水という劇薬で髪の毛を溶かす薬品です（薬機法上薄めてはありますが）
ので一度髪の毛に使ってしまうとそれなりのお手入れをし続けない限り徐々にダメージが進行していきますので
お手入れが好きな方向けです。

2番目は、マニキュア。
マニキュアは傷めてしまうというより頻繁に染めると髪の毛が硬くなっていきます。
これはマニキュアが酸性の性質のため染め続けることで弱酸性より酸性になることが原因です。
染めすぎ注意を守れば髪の毛は傷みません・・・が肌に着くと数日取れませんので塗り方注意です。

最後はヘナ。
何度染めても髪の毛がダメージすることはありませんが、泥染めのように塗り方にコツが入りますので
美容師でも扱える方は少ないです。
中途半端な知識の美容師がヘナ染めすると髪を引っ張ったりもつれさせたり、頭皮を傷めてしまうことが
ありますので、美容師だからできるとは限りません。
美容師に染めてもらう場合は専門店で、自分で染める場合は動画などをしっかり見て理解してから染めましょう。

ヘナ染めとその他の白髪染めとの違い

一番特徴的なのは、草そのもので染めるため草くさいことです。
この香りが好きな人もいれば嫌いな人もいるのでこのみは分かれるでしょう。
自然の香りですので人工的な香りが苦手な方はとても癒されることでしょう。

次に髪の毛が傷まないことが特徴です。
通常、普通の白髪染めを繰り返すと髪が痩せてきてボリュームやハリ・コシがでなくなっていきますが
ヘナ染めの場合は逆に染めるほど髪がしっかりしていきます。

ヘナとインディゴを混ぜることで茶系の色ができる

ヘナ染めは色が選べないと知ったかぶりの美容師がよくSNS上でいってますが、ヘナとインディゴを
混ぜることで茶系の色にできますので普通に白髪も染めることができます。

普通のヘアダイはたくさん色が選べるように見せてますが、肉眼で見てわかるレベルで違いはありませんし
突拍子も無い色に染める人もいませんし、表面に着色する色は1週間もすれば落ちるので褪せてきたら
単なる茶色。
ブローをしてツヤ出ししてライティングをしっかりしなければわからないレベル。
髪をダメージさせてまで手に入れる色では無いです。

しかし、ヘナとインディゴを混ぜて使う場合も色落ちは早くなるので最初は月に3、4週間に1度くらいの
ペースがオススメです。（髪が傷んでる場合は2、3週間の場合も）

まとめ

いかがでしたか？
一般の方にわかりやすく書いて見ましたが、個人的に長年ヘナ染めを提供してきた僕からすると
白髪を染めるということに関して言えば、普通のヘアダイに比べメリットが多いと思います。
傷まない、髪にハリ・コシ・ツヤが出る。
ヘアダイではできないことです。