ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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インディゴのこと
インディゴといえばジーンズですが俗説として、天然インディゴで染めた
ジーンズは、虫よけ効果のあるピレスロイドという成分が含まれてることで
その効果を発揮したと言われていますが、最近ではその成分も微量で
あまり効果がないことがわかっています。
日本人はインディゴ染めより藍染めの方が馴染みが深いのではないでしょうか?
このインディゴ(藍)にも沢山の種類がありマメ科やアブラナ科など科目が違うものもありますが
ほぼ同じような色素を持つ植物です。
色素といってもインディゴの生の葉に含まれているときは無色透明の
色素成分で発酵や酸化させることで色素として青色と変化します。
インドでのヘナ染めはオレンジ色素を持つヘナナチュラルでの1回染めですが
日本でのヘナ染めの基本は、ヘナ染め→インディゴ染めの2工程でやる染め方が
主流です。
インドでは日本人みたいに髪を茶髪にしたりブリーチしたりする流行はないので
伝統的なヘナ染めをする場合ヘナオレンジでの染色ですが、日本人は欧米文化に憧れ
本来の髪色である黒髪をあまり生かす文化はないのでオレンジ色だけというのに
抵抗があるようです。
そこでそのオレンジ色を打ち消すために補色の原理でオレンジ→青(インディゴ)
という工程が主流です。
ヘナ染めの利点をすごく理解してるヘナユーザーの方々は、伝統的なオレンジ1色
の染色が好きな方が多いですね。
色素として色が見えると人間は色素として普通に認識してしまいますが
インディゴの【色素の元】は無色透明。
発酵や酸化の工程を与えることで色素として完成します。
わかりやすくいうとインディゴは【菌】なんです。
この菌は素材や染色の方法で青色や紫色に変化するので
髪の毛に染める場合も傷んでる髪、細い太いの髪質による違いから
それぞれ微妙に異なった色素に変化するので
自身の髪の毛だけが出せるオリジナルヘアカラーと言っても過言ではありません。
しかしヘナ同様黒髪のメラニンを破壊する脱色成分は天然のインディゴには
含まれていません。
数年前までハナヘナで染め方や注意点をネットで公表する前は
インディゴでかぶれる、ヒリヒリする、痒くなる・・・
といったことが言われていましたが、それまでのヘナ染めやインディゴ染めの情報内容が
専門性がなく素人集団がやっていたこともありこのような情報がささやかれていました。
ヘナ染めでも間違った情報ばかりだったので、ヘナ染めの後にやるインディゴは
痒みやヒリヒリするという声が聞こえてきてもこれは当たり前のこと・・・
そう、インディゴで染める場合は、ヘナ染めのあとにやるのが大半ですので
ヘナ染めで頭皮の油を根こそぎ取って、ヘナ染めの染め方で地肌を酷使していれば
2回めに染めるインディゴで痒みが出るのは当たり前のことだったのです。
通常2度染めはヘナ染め→一度ヘナを洗い流して、次にインディゴを塗るという
やり方です。
1日にしかも連続で頭皮を酷使すればなんらかのトラブルが起きるのは目に見えています。
ヘナ染めでもそうですが、頭皮にはあまり直接付けないほうがいいと思います(敏感な方は特に)
インディゴはヘナと違って粘りの元である【ムチン質】がありません。
ですのでインディゴ単品に水またはぬるま湯を使って混ぜるとヘナみたいにトロっと
ならないので髪に塗布するとインディゴだけではタレやすくなります。
タレを防止するためには、無機物のキサンタンガム(増粘剤)を一緒に混ぜるか
ヘナを全体の10%程度入れて混ぜてあげることで粘りがでますので
髪にも絡みつきやすく、染まりも促進してくれます。
随分前の動画ですが、インディゴを塗布してる場面です。
また詳しくインディゴ動画を撮ってみます。