キツネゴマ科のリュウキュウアイ、マメ科のタイワンコマツナギ、アブラナ科の植物のホソバタイセイなどの葉や茎に含まれる色素を用いる。
これらの葉や茎を数日間水に浸して発酵させ、石灰を加えてかき混ぜ、浸出液が紫色になったら液面の泡を掬いとり、これを日干ししてできた藍色の粉末を青黛という。つまり葉や茎に含まれるインジカンが発酵やアルカリを加えることにより加水分解されてインドキシルとなり、次に空気による酸化で藍色のインジゴに変わる。
青黛には主にこのインジゴが含まれている。一般にはインジゴは藍染の染料として用いられている。薬理的には種々の細菌に対する静菌作用が知られている。漢方では清熱涼血・解毒の効能があり、大青葉や板藍根と同様に清熱薬として幅広く用いられ、丹毒などの発疹や発斑を伴う熱病、仕様煮のひきつけ、吐血や喀血、鼻血などの出血、湿疹、腫れ物、蛇噛傷などに応用する。
中国では肝炎や脳炎、耳下線炎、心筋炎などに対する臨床研究が行われている。口内炎や咽頭炎、耳漏、湿疹などには外用薬として用いる。鼻血には青黛の粉を直接出血部に当てて止血する潰瘍性大腸炎に対する効果が検討されている。
とある。
インドでも毛生え薬として使われるほど、薬効が強いインディゴ。
過去には、厚生労働省から健康被害で注意喚起もあった青黛だが
さらにいろいろと研究され認可が降りたようですね。
しかし、いずれにせよ素人判断での使用は注意されているので
しっかり見識のある医者の判断を仰ぐ方が良さそうだ。
上手に利用すれば薬にもなる自然の葉っぱ。
ますます魅力が増したね♪