ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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ヘナの嘘ホント
さて。
意外と知らないヘナのこと 壱 の続き。
ヘナのオレンジ色素であるローソン単体の成分が
場合によっては、良くも悪くもなるということは理解できたでしょうか?
よく言われるヘナはタンパク質に絡みつく、、、
という表現で色素定着の話を一括りにされる
ヘナ売りさんたちをよく見かけますが
絡みつくってどんな状態になってんのよ???
について書いてみたいと思います。
毛髪というのは、図で書くとこんな構造になってます。
輪切りの図(雑)
ヘナの色素であるローソンは、
分子量が174.15
いわゆる低分子です。
実際に人毛を染めて写真を撮ったのがこちら↓
拡大するとこんな感じ。
こんな感じで、輪切りの丸の中に低分子の色素が
入り込み酸化して定着するのですね。
難しく説明するとこんな感じ(ウィキ先生)
染料として用いられる物質の分子は、色を有し、布や紙などへ染着する性質を持っている。
色を有するということは可視光の領域に吸収スペクトルを持つということである。そのためにはある程度広がったπ電子共役系を持っている必要がある。そのため、染料には芳香族系の分子が多い。
また、布や紙などへ染着するためにはそれらを構成する分子と結合できなくてはならない。例えば、絹や羊毛はタンパク質からなるから、タンパク質のアミノ基 (-NH2) と塩を形成できるスルホ基 (-SO3H) を持つ染料が染着しやすい。綿はセルロースからなるから、セルロースのヒドロキシ基 (-OH) と水素結合できるヒドロキシ基やカルボキシル基 (-COOH) を有する染料が染着しやすい。
通常、カラーやパーマを繰り返したりしてダメージした髪は、
こうしてヘナの染料も入り込むんですが、定着する+部分が少なく
なってるので、停滞する時間(期間)が短くなります。
ですので、ダメージした髪は洗うたびに流れ出やすくなる。
しかし
繰り返し染色することで、色素が定着しやすくなり
ダメージが治った様に見えるのですね。
こんな風に色素定着の構造がわかることで
いろいろな用途が考えられてきます。
もう一つ 色素定着の理由は
水分のある髪(濡らした状態)は、膨張して
大きく(太く)なってます。
そこにヘナの色素である低分子のローソンが入り込むわけですが
髪を乾かすことで(乾燥)水分がなくなりますね。
水分がなくなるということは、膨張した髪の毛も
縮まりますので、必然的に流れ出にくい。
定着してる状態になるわけです。