ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
シャンプーをやめた美容師
シャンプーを
やめた美容師
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やめた美容師
Q & A
経皮毒・・・
シャンプーの成分に含まれるプロピレン
グリコールやラウリル硫酸ナトリウムが
皮膚組織を容易に突破し体内に侵入し
それらの成分が肝臓や子宮に蓄積し
アトピーなどのアレルギー病や不妊症
癌などの原因になるという本を書いた
竹内久米司という薬学博士が作った造語
主に高額なシャンプーを販売してる業者
やネットワークビジネスの方々などが
商品を販売するために利用してる言葉でも
あるため
合成洗剤=危険
という図式が
不安を抱く消費者の間でまことしやかに
信じられ今でも美容師や自然派の方々の
多くがSNS等で発言していますが・・・
本当はどうなの?
ってことで、危険だとかそれは間違ってる
とか否定的なことではなく
冷静に経皮毒というものが存在し
それらがシャンプーに使われている
界面活性剤が皮膚に浸透し
女性は子宮にたまり
男性は肝臓に溜まるのか?
ってことを書いてみます。
そもそも界面活性剤が危険だと言われてた
時代があって今から60年近く前まで
使用されていたABS
(アルキルベンゼンスルホン酸)
という合成界面活性剤の大量消費が
河川汚染などの問題で環境汚染になり
使用禁止となりました。
今ではもちろん使われていない
のですが、『合成界面活性剤』は
危険なイメージとなっています。
現代のシャンプーに使用される
界面活性剤は『化粧品』に分類され
成分で体を治癒するような医薬品
とは違い安全を検証された界面活性剤
のみ使用していまると同時に
発がん性を疑われる成分は『指定成分』
として消費者が認識できるルールと
なっています。
『化粧品』という厚生省の認可では
成分の使用量も決まっているため
人体に影響を及ぼす量は配合されてない
というのが事実です。
不安視する方がそういった
『客寄せ不安フレーズ』を耳にして
考えるべきことは、石鹸であろうが
合成界面活性剤であろうが天然の
界面活性剤サポニンであろうが
『皮脂を取り除く』
ということはどれもなんら変わらないと
いうことです。
逆に言えば
『皮脂を取るから肌荒れしやすくなる』
ということ。
よくあれ手荒れは、シャンプーするより
はるかに長い時間洗剤を触っています。
それにシャンプーした後はトリートメント
という『油』を使用しますが
食器洗いの後に手を保湿するなんていう
習慣は、テレビCMでも流れませんし
使用した後の状況が全く違うということも
紛れも無い事実です。
シャンプーの成分が皮膚浸透しないこと
は厳密な検証で明確にされてますが
百歩譲ってシャンプーの成分が皮膚浸透
したとして、女性は子宮に男性は肝臓に
と、なぜ別々の臓器に
蓄積するのでしょうか?
口腔摂取の場合であれば胃や腸と言った
臓器に吸収されますが、頭皮という
皮膚から仮に成分が吸収されたとして
なぜ子宮と肝臓なのか?
この点の検証も竹内氏の本では明確に
されてないため妄想の範囲だと
されています。
仮に頭皮からシャンプーの成分が
吸収されれば血液を通って
リン脂質(油)の塊
である脳に到達するはずです・・・
なぜ脳細胞が破壊されないで
肝臓という臓器に到達した挙句に
『蓄積』までしてしまうのか?
本にした目的も警笛を鳴らしたのか
炎上商法のように注目され売れれば
いいと判断したのか・・・
薬学の検証でも頭皮から肝臓や子宮に
シャンプーの成分が到達しないことは
明らかなのですが・・・
いつも思うのですが、成分や危険性
経皮毒などの造語を信用する前に
日本の水道水にも劇薬の塩素が使われて
いますし路上の排ガスや環境ホルモン
など『危険』と疑えばとんでもなく
大量にありとあらゆる場所に存在
していますね。
もう普段からガスマスクをして生活
しないといけないレベルです。
野菜の土壌のことは話すのに一世代で
終了してしまうF4の種のことなどは
語られないのと似ていて
たぶんそうであろうとか、辻褄合わせの
中途半端な情報で信用してしまう
というのも何を信じていいのか
わからない情報過多のなすところ
なのでしょう・・・
現代の化学や検証では経皮毒と言われる
までの成分や浸透性は確認されていません
経皮毒という言葉も造語ですし
化学の世界ではニセ科学と確定しています
しかし中には今後10年20年経って
何かしら
病気が出てくる可能性も完全にゼロと
は誰も予測できないわけです。
そういった『万が一』の不安を解消する
ために消費者が気をつけようとする
ことは個人の自由ですので全く
問題の無いことです。
問題なのは、美容師という国家資格
を持った方がエビデンスも取らずに
客寄せ不安フレーズを使うというの
はいかがなものかということ。
美容師の資格はあくまで国家資格で
あるのでその責任を今一度しっかり
認識してもらいたいものです。
厚生労働省HPより抜粋
内分泌かく乱化学物質とはなんですか?
現在までのところ、内分泌系への薬理作用を期待して医薬品として使用されたDES注1)のような例を除き、内分泌かく乱化学物質と疑われる物質によりヒトに有害な影響を受けたと確認された事例ありません。 成人の内分泌系は、恒常性(こうじょうせい)注2)維持機能が完成しており、化学物質による内分泌かく乱作用に対して、抵抗性があります。しかし、内分泌系の未発達な胎児(たいじ)や未熟な幼児、小児ではこの抵抗性が弱い可能性があります。これは、胎児においては、諸器官の形成に異常や遅滞を来すことにより不可逆的(ふかぎゃくてき)な影響が一生残ってしまう可能性にもつながります。このような観点から特に子供に影響があるのではないかと危惧されていますが、明白な影響は現在のところ分かっていません。化学物質の他に、食生活の変動や生活環境の変化等による影響もあり、疫学(えきがく)注3)調査による確認も取れていません。 実験動物を用いた研究等により、胎児や未熟な幼児、小児で起こり得る影響の作用機序の解明を急いでおり、その結果を安全性評価の検討に役立てようとしているところです。注1)DES: ジエチルスチルベストロールというホルモン剤。1970年代に流産の防止のため医薬品として使用されましたが、服用した妊婦から生まれた子供の思春期に膣がんが多発した等の健康被害が認められたことから現在は使用されていない。 注2)恒常性(=ホメオスタシス):(ホメオは同一の、スタシスは状態の意。アメリカの生理学者キャノンW. B. Cannon の命名。) 生物体の体内諸器官が、外部環境(気温・湿度等)の変化や主体的条件の変化(姿勢・運動等)に応じて、統一的・合目的的に体内環境(体温・血流量・血液成分等)を、ある一定範囲に保っている状態及び機能をいう。哺乳類(ほにゅうるい)では、自律神経と内分泌腺が主体となって行われる。 注3)疫学:疾病、健康状態などについて、地域・職域などの多数集団を対象とし、その原因や発生条件を統計的に明らかにする学問。 |
ヒトに対してどのような影響があるのでしょうか?
特に子供に影響があると聞いて心配です。
有機塩素系農薬、プラスチック容器の可塑剤(かそざい)注1)、洗浄剤中の界面活性剤などが、内分泌系をかく乱し、野生生物で報告されたようなことが、人についても起こり健康に影響を及ぼすのではないかという懸念が指摘された経緯があります。 これまでのところ、人に対する内分泌かく乱作用が確認された例はありませんが、日本を始め、世界各国・関係国際機関で調査・研究が進められています。 内分泌かく乱化学物質問題は、野生生物における暴露影響に関する相次ぐ報告に加え、1996年に出版された「奪われし未来―科学的推理読み物(シーア・コルボーン著)」が大きく取り上げられたことが発端となっています。注1)可塑剤: 柔軟性を増し形成加工を容易にする添加剤 |