ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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日々是好日
【ジャパンブルー】の言葉のルーツとなる藍色。
日本には奈良時代に伝わったとされ世界では、エジプト、インドをはじめ
古来から人類の歴史と共に受け継がれてきた藍。
僕が扱う藍はインド藍と呼ばれ【インディゴ】と呼ばれるものは
日本の【タデ藍】とは違い【ナンバンアイ】と呼ばれるもので
藍にも数種類あります。
日本の藍は
・タデ藍(タデ科)
・琉球藍(キツネノマゴ科)
ハナヘナの藍は
・ナンバンアイ(マメ科)
過去記事でも藍の歴史や薬効について書いたけど
日本でも衣類など様々なものに用いられ
日本人にはなくてはならないものです。
もう20年くらい前から知ってはいたんだけど中々タイミングが
合わずようやく今回藍の染色体験をしてきました。
藍染体験は2回に分けて行われます。
今回は、仕込み。
まずは座学。
ほとんど知ってる事でしたが
改めてもう1度勉強し直そうかなと思いました笑
座学が終わると仕込みに入りますが
その前に準備運動。
毎朝、ストレッチと軽いトレーニングをしてるので
軽く済ませましたが
これから始まるまぁまぁしんどい仕込みが待ってるとは
微塵も感じてません笑
外に出てカマスに入ったカチカチの【すくも】を杵でほぐします。
※カマスとは藁を編み込んで作った莚(むしろ)を二つに折り
両端を縫って袋状にしたもの。
次に
抽出しておいた灰汁(アルカリ性)を
バケツリレーで大きなバケツに移します。
50リットルと100リットル
すくもを甕に入れ
灰汁を入れます。
本来の甕は【藍甕】と呼ばれる専用の甕があるそうですが
こちらでは焼酎を仕込む甕を使っています。
そして胴長を着て甕に入り
すくもと灰汁を足で撹拌し続けます・・・
灰汁も熱いしコツもすぐには掴めないから
この作業がまぁまぁしんどい笑
通常は約30分撹拌し続けますが
僕は20分でギブアップ泣
全身びしょ濡れになるほど汗かきます!
すくもの塊もあるのでそれを足で潰しながら
撹拌するのでコツを覚えれば無駄な力も要らなくなるのでしょうが
初めて体験する方は筋肉痛必須ですよ笑
撹拌し続けると液体がだんだんとねっとりとしてきます。
もう一度、灰汁を足し
貝灰を入れ専用の木の攪拌器で混ぜ合わせます。
最後に藍の菌の餌になる
焼酎を入れ寝かしていきます。
ここまでの作業が仕込み体験になります。
夏の体験はおそらく地獄です笑
この日は例年より寒い日だったので良かったですが
それでも着替えは必須です。
本当に仕込みの1部だけでしょうが
藍の色素を出すには様々な工程があるので
この体験を通じ知ることができるので
日本の伝統を是非是非皆さんも体験されてくださいね〜
体験が終わった後は
工房の奥にあるギャラリーにて天皇陛下にも献上された
貝紫染めの商品を見学したりして工房を後にしました。
藍染工房の皆さんありがとうございました。
綾の手紬染織工房
〒880-1302
宮崎県東諸県郡綾町北俣4186
TEL 0985-77-0156
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