ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ

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ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ

Q & A

ヘナの使用方法(Q&A)

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インド地方で収穫されるミソハギ科のヘンナ、日本ではヘナという言い方で肌の弱い方や化学物質アレルギーの方などに白髪染めやハーブトリートメントとして愛用されています。
このブログでは、天然ヘナを使った初心者向けの塗布のやり方や白髪染めの方法
ヘナの口コミやアレルギーの有無など
美容師免許を持つ私が基本的な正しいヘナの情報をお伝えするヘナページです。

 

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読み始めはこの記事から

 

ヘナ講習会案内

日程    2016年 11月29日
講習会場  日暮里IBA(仮)時間    12時〜16時(予定)
講習費   未定(振込)

※ 来年より関東方面では定期的に講習会を行う予定です。
PCからご覧の方々は、毎日右のフェイスブック、ツイッターバナーにて全国の
ハナヘナ取扱店のヘナ記事をリンクしていますので、参考にして頂けると幸いです。

 

今回も質問からの回答という形で記事にしていきます。

件名    : ヘナの使用法
お問い合わせ内容:

先日はヘナ(オレンジ)をお送りいただきありがとうございました。
質問があり、メールさせていただきました。

ヘナの発色についてです。

現在、オレンジ8インディゴ2くらいの比率で2週間に一度ヘナ染をしているのですが、
どうしてもオレンジ特有のキラキラ発色が気になります。
解決のためには、インディゴを増やすしかないでしょうか。

インディゴは、その素材ゆえ、べたつきが多く、扱いにくいなと
感じています。

初歩的な質問で恐縮ですが、なにかお知恵があったら教えてください。よろしくお願いいたします。

 

まず、インディゴ特有のベタつき感・・・

とありますが、理美容師というプロでもこの質感の質問は今までなかったので

最近の一般ユーザーの感性はすごいなと感じています(^^)v

理美容師さん頑張りましょう(笑)

 

ヘナ染め、インディゴ染めのような自然色を定着させる染色方法では

染める素材(ヘナ・インディゴ)よりも

染められる素材 の 状態がもっとも重要になります。

質問にある

オレンジのキラキラが・・・

という部分はたまにあるお悩みなのですが

染められる素材(髪)側を注視しなくてはいけません。

人それぞれの毛髪にも多少の違いがあり

染まりやすい髪

染まりにくい髪

というものも存在します。

これはキューティクルの厚みや水分の浸透の違いによるものなのですが

それ以上に考えなくてはならないのが

普段のシャンプーやトリートメント(髪を洗う溶剤)です。

キラキラという表現も人それぞれでしょうが

過去の経験から考えるとキラキラと感じる現象のときは

あまりしっかりと色素が入っていない状態だと考えられます。

これは、髪の毛自体が何かしらコーティングされているか?

塗布後の放置時間が短すぎてしっかり浸透していなかったか?

のどちらかだと思います。

しっかりと浸透していればキラキラという見た目にはなりにくいと考えますので

まずは、現在使用しているシャンプー、トリートメントに

コーティングする溶剤が入っていないか?

を確認して下さい。

髪をコーティング(つるつるさせる、手触りが良くなる)する成分表記名(一部)

  • シロキサン
  • シクロメチコン
  • ジメチコン
  • シクロペンタシロキサン
  • シリカ
  • シリル
  • シロキ
  • シラン
  • ジメチコノール
  • ジメチコンポリオール
  • シリル化ケラチン
  • ジメチコノール
  • ジメチルシロキサン共重合体エマルション
  • 高重合ジメチコン
  • アモジメチコン
  • 高重合メチルポリシロキサン
  • アミノプロピルジメチコン

クロスポリマーやポリマーもコーティング剤としての役割をします。

コーテング剤を取る方法は、一番簡単なのは食器用洗剤(笑)

これは真面目な話なんですが、洗剤は油系を落とす溶剤ですので

基本的にシャンプーであろうが、食器用であろうが洗剤には変わりません(極論ですがね)

しかし、髪の毛には皮膚という素材も付いていますので皮膚を食器用洗剤で洗うと

皮脂が取れすぎて乾燥しすぎ大変なことになります。

ですので、食器用洗剤でシリコンを落とす場合は皮膚に付かないように

髪の毛だけにつけることが重要になります。

シャンプー剤でシリコンを落とす場合は、当店取扱のDO-Sシャンプーが有効です。

しかしこちらも油汚れを落とす目的としたシャンプーですので

肌につけて何度も地肌を洗うということをすれば

皮脂が落ちすぎて乾燥を招きますので

何度も洗う場合は、肌にあまりつかないように洗うことが大切です。

いずれにせよ肌に洗剤は付けないほうが得策です。

過去ブログに正しいシャンプーのやり方も載せてますので参考にして下さい。

補足

食器用洗剤で髪を洗うとこの上なくガシガシ&ギッシギシになることが予想されますが

もちろんそうなります(笑)

しかしこの現象にも理由があり水道水で洗い流すとガシガシ&ギッシギシになりますが

PH(ペーハーもしくはピーエイチ)4.2あたりの炭酸水で流すとガシガシ&ギッシギシには

なりません。

詳しくは、T2SYS T2炭酸システムで検索を

理美容師さんで、いやうちの炭酸で流したけどガシガシ&ギッシギシになったよ!

という方がいらしたらその炭酸の機械自体がPH4.2あたりの炭酸が出ていないというだけですので

メーカーに文句を言って下さい(笑)

と。

質問内容から若干それましたが、髪を染めるという物理的行為にも

考えられる要素がたくさんあるということですので

いちどすべての見直しをする必要があります。

この場合はインディゴの量を増やす?以前にもう少ししっかりとオレンジをいれて

キラキラにならないことを考える方がいいかと思います。

インディゴのベタつき

でもあるようにおそらくですが、シリコン剤や他のなにかの残留があるのではないか?

とも考えられるからです。

インディゴは、その特徴的に糖質を含んでいます。

そしてオレンジ(ヘナ)との最大の違いは、粒子が細かいということ

これによりインディゴ成分(色素)の残留も大きいです。

これを感じる方は、

① シリコン成分配合のシャンプー&トリートメントを使用している

② NO洗剤派の方で洗剤を使用していない方でオレンジ(ヘナ)で染めても重さを感じる方

③ NO洗剤(脱洗剤)の方でヘナ染めの周期が2ヶ月など周期の空いてる方

実際に髪を触り日常のパターンを聞けば解決できるのですがね・・・

キラキラを抑えられてもオレンジを少し抑えたいという場合であれば

単にインディゴの量を増やせば解決できます。

※少しづつ増やして自身の髪にあった配合比率を見つけて下さい。

正確にヘナ染め、インディゴ染めができればベタつきなどは感じられませんので

もしこの質問者の場合でインディゴの量を増やしたけれども

ベタつきが気になるという場合であれば

インディゴの色素が落ちきれていないことが考えられますので

NO洗剤や脱洗剤をされてる方なら髪だけに洗剤をつけて粗目の櫛で

髪を梳かすだけでベタつきはとれますので試してみてください。

髪がベタベタするんです・・・

 

長々と書きてきましたが、普段の髪の扱い方で染めるということは変わってきます。

ヘナやインディゴは自然のものです。

それらを使い不具合が起きた場合はその殆どが便利なものが間違っていることがほとんどです。

しかし、その間違いを知ることでほんとうの意味での健康が理解できると思います。

自然のものと作られたものの根本を知ることで上手に生活できると考えています。

 

 

この他にも過去ブログ、当ブログに細かく説明しています。

まずは、一読していただけるとありがたいです。

過去ブログ

http://ameblo.jp/hana-hair/

 

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メルマガでも具体的な例をあげて説明しています。

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