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ヘナでデトックス

自然のものだから安心

その他様々な言葉でいいことばかりしか言わないヘナ業界・・・

対象にケミカルカラーを悪者にして天然染料を肯定

ケミカルって何？

ジアミンって何？

ヘナの色素って本当は何なの？

人体の構造ってどうなってるの？

インド地方で収穫されるミソハギ科のヘンナ、日本ではヘナという言い方で肌の弱い方や化学物質アレルギーの方などに白髪染めやハーブトリートメントとして愛用されています。
このブログでは、天然ヘナを使った初心者向けの塗布のやり方や白髪染めの方法
ヘナの口コミやアレルギーの有無など
美容師免許を持つ私が基本的な正しいヘナの情報をお伝えするヘナページです。

読み始めはこの記事から

その昔ヘナを知って業界の体質を知った僕がヘナを扱う理由

ハナヘナはヘナとは違うんです。

ヘナとハナヘナの違い

だからケミカルヘナを作らないんです（旧ブログ）

などいろんな視点からヘナ業界のことや美容業界のことを書いてきましたが

今回は、化学的視点から書いていきたいと思います。

ヘナの色素の元であるローソニアは

ベンゼン環が２つくっついた構造で

2-ヒドロキシ-1,4-ナフトキノン（ヘンノタンニン酸）

ベンゼンというのは芳香族炭化水素、原油に含まれ石油化学における基礎化合物なんですね。

このベンゼン環（C６H６）というのは単純な構造をしていることから

医薬品・農薬・香料・プラスチック・液晶・エレクトロニクス材料など

様々なものに変化させることができます。

これが　化学物質　と　化合物質　の違い。

地球上にある物質は、すべて化学物質と過去何度も書いてきましたが

人が最も大切な水（H2O）も化学物質

人体に有害なトリカブトやフグ、キノコが持つ毒も化学物質

しかし、

自然界にある化学物質である毒は地球環境を破壊させません（ここ重要）

ベンゼンとは、芳香族化合物とも呼ばれるのですが

芳香と名前がつくだけあって香りの元にもなります。

ソフトクリームといえばバニラが王道ですが

バニラの香りもベンゼン環を持つ化学物質です。

どういうことかというと、ベンゼン環という多彩な機能と安定性を持つ

化学物質は、単純な処方で石油由来物質として

人間が作り出せるということ。

いい香りのするバニラをわざわざ化学生成して摘出するより

手間をかけずに石油から合成できるバニラと同じ香りを作り出すことができるんですね。

しかしそれは石油由来というだけあって材料は石油なんです・・・

他にもポリフェノールやイソフラボンといった

体に良いとされる代名詞の成分も芳香族化合物であり

合成することも容易ということです。

化学に精通されてる方は、こんなことをよく知ってますので

僕のつたない説明にツッコミがありそうですが、一般の人向けに

一般の頭で表現していますので悪しからず（笑）

ヘアカラーの色素の元であり指定成分であるパラフェニレンジアミン

について。

こちらも単純構造であるベンゼン環からなります。

パラ＝反対側という意味で

フェニレンジアミン

ベンゼンのH２つがアミン（NH２）に置き換わったもので

フェニレンジアミンのジ（２）でフェニレンジアミンと言います。

これらの合成法は幾つかありますが

ここであれ？

って思った方もいますよね。

そう・・・

ヘナの分子構造とジアミンの分子構造ってとても似ていませんか？

先にも書いたようにベンゼン環からなる物質は、人の都合で

化学物質として生まれ変えることができるんですね。

化学物質（自然界のもの）と化合物質（人が手を加えたもの）

は、似てるようで全く違う意味を持つわけです。

↓これは、ナフタレンの分子構造ですが

ヘナが持つベンゼン環も化合すれば防虫剤のナフタレンに生まれ変わります。

人の都合で見方によれば都合の良いもの

虫から見れば有害なものになるわけです（泣）

人間というのは都合の良いもので自然界に元々ある毒は危険というのだけれど

その毒を持つ植物や動物は外敵から守る役目としてはその毒を使いますが

彼らが死んでも環境を破壊することはありません。

逆に人間が作った石油由来の化合物は生活排水から

河川に流れ環境を破壊しています。

ベンゼンからなるヘアカラーは、化合物であり危険性があると言われ

指定成分に指定されています。

同じベンゼンからなるヘナは、化学物質でありこれまで数千年使用されてきて

人体への害、環境への害が報告されていないという単なる確率であって

化学物質と化合物は違うという理論なんですね。

ですのでヘナに化合物を混ぜて販売することはしないのはこのような理由です。

人のよかれの大小は、これぐらいはいいだろうという楽観であって

先に書いたように多彩な機能を持ち備えるベンゼンですから

安全と言われる化合物でも受け取る側の人体構造にあるアミノ酸により

いつどうなるかわからないと思うのです。

だからハナヘナには混ぜ物をしない。

ハナヘナのテーマ
人が草に合わせるの真意

生命に必要である必須アミノ酸でさえアレルギーを起こしてしまう

体だってあるわけです。

商品を作ること、販売することは安全なものをお届けするという

理念がありますが、化合物を混ぜて人の都合のいいように販売するということは

逆の視点から見ればリスクを伴いますね。

天然の色素構造に化学添加物を加えて本来の構造式を変えるのですから。

いいことばかりを謳って、ヘナを販売するメーカーもありますが

自然が作り出したそのものの良さ

これを忘れているような気がします。

自然だからいい

化粧品だからいい

結果的に自然が作り出す物質構造を知らないだけ・・・

自然のもの（化学物質）

と

化合物の違い。

商売とは利益を出すことが主ですが

自然のものを扱う以上、己を見誤ってはいけないと思います。

ヘナとハナヘナが根本的に違う理由です。

ヘナによかれをつけて人工染料を入れてでも

お客さんに伝えようということまでしなくても

自然とは何か？

が　きちんと理解出来るお客さんに伝わればいい。

伝えたいがために環境を破壊してまで ものづくりはしたくありません。

最後に

本物とは人をだまさんもののこと

だから僕は法律で配合していい化粧品染料でも

ハナヘナには混ぜないのです。

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２０１６年　講習会情報

ヘナ講習　in　東京
日程　　　　2016年　11月29日
講習会場　　日暮里IBA
時間　　　　12時〜16時（予定）
講習費　　　¥5,400（税込み）お一人様

２０１７年　講習会情報

ハナヘナ&スパ コラボ講習　in　広島
日程　　　　2017年　1月16日
講習会場　　広島（未定）
時間　　　　13時〜17時
講習費　　　¥10,800（税込み）お一人様

what is ayurveda （アーユルヴェーダって何？）講習　in　関東

ハナヘナの現地インド人インストラクターによる丸ごとインドセミナーです。
インドの歴史、ハーブのこと、ヘナの歴史、アールユヴェーダって何？

インドに生まれインドを愛してる インド人 ショビットが、日本生まれのハナヘナの
創始者岡本のインド、ヘナに対する想いに感銘しハナヘナの日本伝承をサポートしたいと
いう想いから始まったこのセミナー。

一般の方もインドに関係するお店をやってる方も是非お立ち寄りください。

※　日本語・ヒンズー語・英語　３ヶ国語対応しています。

日程　　　　2017年　2月2６日〜28日
講習会場　　東京（未定）
時間　　　　13時〜17時
講習費　　　¥10,800（税込み）お一人様

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この他にも過去ブログ、当ブログに細かく説明しています。

まずは、一読していただけるとありがたいです。

過去ブログ

http://ameblo.jp/hana-hair/

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メルマガでも具体的な例をあげて説明しています。

理美容師さんは、こちらから　ハナヘナ＆DO-S　購入はこちら

一般の方は、こちらから　ハナヘナ＆DO-S　　　購入はこちら

楽天市場は、こちらから

楽天市場　ハナヘナ&DO-S　正規販売店　素髪SHOP

http://ameblo.jp/hanahairmiyazaki/

ハナへアースタッフブログ⇐サボり中