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オーガニック白髪染め　無添加白髪染め　白髪染めアレルギー
こういったワードで検索される方が増えています。

ヘナというのは、自然に生えてる白髪染めです。
そのヘナという植物を乾燥させてすり潰し、水を加えると粘りとオレンジ色素が出てきます。

昔は、あのクレオパトラさんも爪の染色（マニキュア）や唇の染色（口紅）などとして
使われてたみたいです。

今では自然愛好家の方々の間を飛び越え予防ヘアケアとして使われる方も増えています。

グーグルさんでいろいろ検索すると
【新鮮なヘナほど染まりがいい！】
なんて宣伝がありますが、あれってホントなの？

素朴な疑問です・・・

そうですね。
間違ってはないけど間違ってます（笑）

ヘナってどんなもの？

ヘナという植物の収穫は、こんな風に刈り取りします。

次に刈り取ったヘナを乾燥させます。

乾燥させたヘナ葉を収穫

これが新鮮なヘナ。
こんな風に葉っぱを乾燥させたものを機械にかけて粉末状にします。

染色という工程は染色される側の素材によっても変わる

純粋に葉っぱを乾燥させただけのものですので、元々ある黒髪を茶色にしたり
することはできません。

天然ヘナの染まりの仕組み（保存版）

現代は、様々なヘアケア剤が発売されていて、髪の毛を

ツルんとさせたり
サラサラさせたり
艶を出したり

と手触りも自由にお好みに変えることができます。

こういった感触にさせるには、コーティング剤といって
髪に保護膜のようなものを吸着させるのが一般的です。

このコーティング剤も強力なものから弱いものまであり
シャンプーしても中々落とせないものや
シャンプーで簡単に落とせるものもあります。

ヘナは植物ですのでシャンプーみたいな洗浄力はありませんので
こういったコーティングされてる髪には、いくら新鮮なヘナでも
すぐには対応できないのです・・・

ですので新鮮なほど染まりがいい！
というのは間違ってはいないけど間違ってると判断できます。

まとめ

新鮮なヘナを使うにコシたことはないですが
ご自身が毎日使ってるヘアケア剤を見直すほうがヘナはしっかり染まります。

女性であれば毎日化粧（メイク）をしますよね？
仕事から帰って化粧を落としてすっぴん肌にリセットされます。

一度すっぴんにしないと翌朝の化粧が綺麗にのりませんね。
髪も一緒。
一度サラサラ成分やツルツル成分を取り除くことでしっかり染まります。