ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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ヘナの嘘ホント
今から約10年前、ヘナは髪にも肌にも良い!
ということが流行りここぞとばかりにヘナメーカーは、うちのヘナは色素含有量が最高
無添加で安心安全、オーガニックヘナ!など様々な謳い文句をひっさげヘナを売っている時代がありました。
程なくしてヘナでかぶれた、アレルギーが出た!
と国民生活センターに苦情が相次ぎ天然100%として販売されていたヘナに化学薬品が配合されてることが
発覚しヘナメーカーは自主回収に追われてしまいました・・・
このような出来事からヘナは粗末なもの・・・
と美容業界の中で位置づけられてしまいました。
一昔前、美容師さんはカットなどの直接的な技術は率先して勉強するのだけど
パーマ剤やカラー剤といった物は、薬剤を開発した美容メーカーが美容室におもむき
薬剤の使い方手順を教えるといったものでした。
中にはパーマがかかる仕組みさえわからない美容師もいるくらい・・・
ほとんどの薬剤はマニュアル通りに使えばある程度形になる・・・
という粗末なものでした。
カラー剤はカラーチャートというものがありこの薬剤をこうやって使うと
こんな色になります。
といった具合です。
そんな業界ですから植物であるヘナの色素成分や着色原理など知ろうともせず
メーカーの言われるまま使っていたので商品名にヘナと名前が付いてれば
化学薬品が入っているものなのか、天然のものなのかわからないまま・・・
輸入してるメーカーでさえ天然100%と思い込み販売していたのですから
何が本当で何が間違いなのか誰もわからないのがヘナ業界でした。
時代背景もあり美容師さんに髪をやってもらうことは、自分でできることない完璧な仕事
という時代がありました。
当時は、ブローというメニュー(仕事)があり今のように乾かしっぱなしという髪型が
まったくなかった時代、種類の違うブラシを何本も駆使しヘアースタイルを作っていた時代
そんな時代ですから美容院を出るときは完璧な状態でお客さんを送り出さなければいけないという
暗黙の了解が美容業界にはあったのでした。
当然ヘアカラーもカラーチャートをみて色を選んでその色に染めるものですから
染まりあがりはチャート通りの色になってるのが当たり前。
短時間でしっかりときれいに染まることが条件ですから
天然100%の植物では当時の現場に合わないのは時代的にみても仕方のないことだったのです。
ヘナは植物で髪にも肌にも優しいとのウリで世の中ではやってしまったわけですから
当時のカラーチャートで染める流れにどうしても合わせる必要があります。
そこで考えられたのが天然100%のヘナにわずかばかり化学薬品の色素を混入することでした。
こうすることで植物色素でオレンジ色素しか持たないヘナがダークブラウンやプラチナブルーなど
到底天然植物の色素ではありえないヘナが世に出回ってしまったのです・・・
これらはすべて化学薬品で作られた色素
元々ヘナは肌の弱い方々やナチュラル志向の方々に愛用されていたものだったので
化学薬品の入ったヘナでかぶれる方が発生してしまいました。
天然のヘナには色素もありますが、タンニン酸という髪を強化する成分もあるのですが
そのタンニン酸と化学色素のジアミンという染料が強力に結びつき
バサバサになったりカラーチェンジができなくなったり、パーマがかからないなど
様々な弊害がうまれました。
そんな時代のヘナですから当然美容師さんは嫌うわけです。
その時代に生まれていない美容師でも当時のヘナは最悪という言い伝えを信じ
自分で検証する業界体質ではないことも重なり【ヘナ】と聞くだけで嫌な顔をされるのでした。
今は情報社会ですので【ヘナ】と聞くだけで嫌な顔する美容師さんは時代遅れですので
言い争うことなく黙ってお店を後にする方が賢い選択だと思います。
まだまだ美容業界は自己顕示欲が強い人種がたくさんいますので
美容室選びは慎重にするべきです。
ブログやHPをしっかり読んで事前調査を行いましょう!