ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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Q & A
当たり前のようで当たり前ではない美容師と一般素人の悩み。
パーマが先か?
ヘナが先か?
パーマにも種類が2つあって
・コールドパーマ(普通のパーマのことで液体をかけるタイプ)
・デジタルパーマやエアーウェーブ(ロッドを巻いて乾かすタイプ)
ちなみにデジタルパーマは、アイロンパーマ(コテパーマ)と同じ原理でロッド(巻いたやつ)
に電気を通して髪を乾燥させて水分を飛ばしてカールを形成しますが、エアーウェーブは
ダイソンの掃除機みたいに空気を吸い込んで髪の毛を乾燥させてカールを形成する機械のこと。
このパーマの種類はどれがベスト、傷まないとかではなく髪の毛の状態や髪質によっても
向き不向きがあるので一概にどれがいいとはいえません。
パーマというのは重力に逆らってカールをつけなければいけないので当然
髪の毛にできるだけ余計なものがついてないほうが綺麗なカールをつくることができますね。
余計なもの???
一般素人の方には余計なものといっても何が余計なものなのかわかりませんよね・・・
実は美容師でもわからない人が大勢います(残念ながら)
わかりやすく説明すると『素』の髪の毛が一番余計なものがついていない状態。
素の髪の毛はツルンともしてなくキュキュっともしすぎてない状態。
塗れてる時はキュっと引っかかる感じもするが乾かすとサラサラになる状態が
素の髪の毛の状態です。
市販のものや美容室で売ってるシャンプー、トリートメントもほとんどが
ツルンとサラサラになるものでしょ?
本来シャンプーも洗剤ですので洗い上がりにつるつるなりすぎるものは感触向上成分として
髪の毛をコーティングする成分が入っています。
この感触向上成分はシャンプーで簡単に落ちるものもあれば、シャンプーでもなかなか落ちにくい
成分もあって、なかなか落ちにくい成分が入っているシャンプーを余計なものといいます。
この中々落ちない成分が入ってることで髪の毛が重くなり重力に負けてしまい
カールがうまく形成されず俗に言う『パーマがだれる』状態となります。
ですので大きめのカールを希望する方は『特に』できるだけ『素』の状態にする必要があります。
と、前置きが長くなりましたが、パーマが先か?ヘナが先か?
の答えは、ハナヘナに限りパーマが先のほうがベスト。
ハナヘナは天然色素だけでできていますので、髪の毛の結合を薬剤で切り離したりつなげたりする
作業の後にするほうが色が薄まったり、ボケたりする心配が少なくなります。
ついでにパーマはアルカリ性ですが、ハナヘナは弱酸性ですのでアルカリに傾いた髪の毛を
正常な弱酸性に戻してくれる利点もありますのでパーマの後にするほうがいいですね。
パーマの後にハナヘナをする場合のワンポイントアドバスとしては
通常のハナヘナ塗布ではなくカールをかけた部分の塗布は揉み込むように塗布するといいですね。
クシで引き伸ばすように塗布してしまうより髪の毛に負担がかからないのでおすすめです♪