ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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天然ヘナに出会って学んだこと
天然ヘナを知ってからインドに渡り、ヘナという植物が何故『色素』という物質を
兼ね備えたのか?
この記事は、天然ヘナから学んだことシリーズです。
その①はこちら↓↓↓↓
人類と類人猿の決定的な違いのひとつに『体毛』があります。
人間も産毛というものがありその産毛を濃く伸ばしていくと実は猿より毛深く
なるそうです(笑)
想像してみてもピンとこないのですが、産毛という毛に変わったので毛根を増やしたので
しょうか・・・
さて、ではなぜ人類は『減らす』ことになったのでしょうか?
それはその①で書いた『木から落ちた猿』にヒントがあります。
安全な木の上で生活できなくなった猿は危険な地上で暮らすことになります。
木の上で自由に移動できる俊敏さはあっても地上では中々うまくいきません。
身を隠すために洞窟や洞穴を住処とします。
世界中に『壁画』があるのはそういった理由なのかもしれませんね。
そうやって身を隠しながら類人猿と決別した人類はひっそりと生きていきます。
武力も腕力も持っていなかった時代人類は『洞察力』という智慧を身に着けます。
牙もない、逃げる速さもない、威嚇できる腕力も無いとなれば他の外敵がどのような
行動パターンで生活しているか?を見極めそれらを避ける手立てしかありません。
そうやって知力を徐々に高めていき『脳力』という最大の武器を進化させていきます。
現代でも脳の研究は行われていますが、霊長類と比べて人間の脳は約3倍の大きさを
持っているそうです。
そうやって脳力を進化させ考えることで状況を乗り切る術を身に着けました。
他の動物が食べ残した肉、草木の性質や毒性の有無。
数百万年前の人類は『雑食』という食を選び生き抜いて来ました。
より観察しより敏感に。
そうやって体毛で覆われている毛を『退化』させ肌を露出し直接肌で
物事を感じるように進化させたのです。
暗い洞窟で身を寄せ合い安心を感じる行動も『毛は必要なかった』のでしょう。
今でも人間はお互いの肌を寄せ合うことで安心感やぬくもりを感じますよね。
しかし洞窟で暮らすのも限界がきてしまいます。
そう、、、都合よく洞窟の周りばかりで他の動物も『食べ残し』してくれませんし
草木の成長も限度があります。
次に行った行動が『移動』
食を求めて転々と移動をはじめました。
類人猿から人類にわかれても残った体毛がありますよね?
脇毛と陰毛です。
長距離を移動するために腕や足を動かす必要があります。
そう、『摩擦』を防ぐためにも毛は残す必要がありました。
今の時代では、歩くこともほとんどなくなり『脱毛』という商売も成り立つ時代・・・
備わる必要があるものが必要とされない文化に進化してしまったのか退化してしまったのか
はわかりませんが、人類になり数百万年もの時代を生き抜いてきた我々の先祖・・・
髪の毛を始め『毛』というものは薄くなれば心配に、大ければ煩わしいものとなって
しまってはいますが、『そもそも』は『生きるために必要な感覚器官』だということ。
長年、美容師という業界にいて改めて『毛』というものの『視点』が変わってきたのも
天然ヘナというもの出会ったからであります。
続く・・・