ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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独自視点コラム
まだ人類が猿人と原始人だったはるか昔の事。
知力も腕力もなくその上生活圏から疎外された猿たちは
新たな住処を求め洞窟などに住みついた。
おそらく暗く湿度の多い環境で生きる手段を探そうと
懸命に生きた。
食えるものは何でも食べ肌を寄せ合い毎日をしのぐ生活・・・
今でもジャングルの奥地に住む人々は
木の中に住んでる虫の幼虫を食べたり
芋を食ったりしているがおそらく原始でも似たような食文化だったはずだ。
しかしまだまだ【本能】だけで生き
腕力も知力もないことは確か・・・
生きるために環境を観察し
その他の動植物の行動やパターンを見出し
食糧確保に挑む。
現代社会に生きているとこの【進化】が良かったことなのか?
進化しなかった方が良かったのか?と反省してしまうことも
しばしあるがね・・・
人類は知力を上げる方向で進化の道を選んだんだね。
そう
脳の進化(本能からの脱出)
脳を進化させる為には元となるエネルギーがもっとも必要になるんだ。
頭を使うということは、それだけエネルギーを消費する。
昆虫、木の実に始まり死肉も食べた。
もちろん原始人の進化では
肉体進化を選んだ種族もいるんだけどこちらは
寒冷化の地球環境に対応できず消滅。
運よく環境をしのげ食を確保できた原始人が生き延びた。
火を使いだしたのも約200~300万年前のこの頃で
自然信仰が始まったのも同じ時期。
腕力も知力もない人類がどうやって脳を進化させたか?
それは、その他の動植物を【観察】する事が日常的になり
考え始めることで脳が進化したんだ。
同時に
考えることで【危険察知能力】より
【恐怖】も覚えた。
相変わらず食も毎日は確保できないから祈りをささげた。
雨や雷、風・・・
脳が進化された動物が本能ではなくそれらの現象を見て
考えることができるようになれば
それら自然現象を【何かが動かしている】
【何かがいる】という発想に結びつくのは容易に想像できるよね。
それが自然信仰、精霊信仰などと表現されているけど
【知能】を得る代わりに第6感みたいな本能は失われていったんだと思う。
そうでなければ今も自然界で生きる動物たちの危険回避能力が
存続してることに辻褄が合わなくなる。
精霊の話はまた後にするとして脳の進化に戻そう。
脳の消費エネルギーに肉類(骨髄)が最も必要になった。
狩猟、採取のはじまり。
発掘された洞窟には、数多くの動物たちが描かれているのを
ほどんどの人は知ってると思う。
圧倒的な体格差のある動物とてもじゃないけど
追いつけそうもないくらい速く走る動物。
これらを罠や道具を使って仕留めてきた。
肉も木の実も昆虫も何でも食べて脳機能を高めていったんだ。
動物を獲ることで水分・タンパク質・ミネラル
すべての必要な栄養素が補給できることを見つけたんだ。
今でも寒冷地に住むエスキモーは草も生えない極寒の地で
エネルギーのほとんどをアザラシなどの動物から得ている。
肉なしでは、到底脳機能の進化もないし数百万年つづく寒冷化した
地球で生き抜くことはできなかったことでしょう・・・
現代社会ではビーガンやベジタリアンなど
肉を否定する人々もいますが
本来、人類は【動物性タンパク質】を獲ることで生き抜いてきた。
日本でも各地で多くの【貝塚】が発掘されていますが
貝類は動物性タンパク質。
さらに知力も腕力がなくても老若男女
誰でも採取でき空腹を満たすことができる【食料】
旨味成分として有名なコハク酸やグルタミン酸も豊富。
生きる為に必要な養分と
思考で必要そうに見える食とはまた別物なんだよね・・・
集落から安心安全が確保でき人口が増え
文明ができた。
生きる為に必要な動物性タンパク質を確保する量と
生きるために必要な食料を【自分で調達できなくなった人間】
の世界になってしまったから思想で食を選ぶ世界になっただけ。
人類が生き延びるために進化させてきた【脳】(智慧)を
現代社会に生きる我々は感謝し次に繋げる脳の進化に
しなければならないよね・・・