ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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Q & A
ヘナのオレンジ色素は、2ヒドロキシ1.4ナフトキノンという
化学名があります。
え?
そこまで色素の元素がわかってるなら色素だけ取り出して
便利なカラーとして売り出せばいいじゃないですか・・・
ヘナ染めの説明としてよく書かれているのが
ヘナは髪の毛のタンパク質に絡みつくことで着色します。
この絡みつくってのがどんな状態かというと
もっと詳しく知りたければ左のカテゴリー欄のハナヘナ入門を
読んで下さい。
ヘナの色素を単体で生成しようとすると
防虫剤のナフタレンなどに使われます。
元々ヘナは、インドの家庭の生け垣などとして植えられていました。
ナフタレン成分を含むので虫除けとして植えられていたとか・・・(謎)
詳しくは、化学的視点から見たヘナ(本物とは・・・)
ヘナの着色原理を読みましたか?
ヘナは強い収れん作用があるのですが、それが傷んだ髪の毛を引き締め
根本的に髪を強化していきます。
ヘアカラーやパーマをしていない健康毛の髪の毛なら
傷んでないので収斂することもほとんどなく、ギシギシなどにはなりませんが
不思議なことに3時間を境に傷んだ髪の毛も健康毛も
3時間以上放置することでトゥルトゥル&しっとりな髪になります。
これはヘナに含まれる脂質が原因で、収斂作用が3時間で終了し
引き締まった髪にヘナの脂質が吸着することで起こる現象です。
現代はアレヤコレヤと髪につけてしっとりサラサラを目指しますが
昔の人は、自然になにもしないで3時間放置することで現代の
優秀な?トリートメント以上の効果を発揮します。
ヘナ愛好家は、この人工トリートメントでは味わえない手触りに
病みつきになりヘナ染めをさらに好きになるのです。
昔うちのお店でヘナ染めをして(自宅で流すプラン)
うっかりお家で寝てしまったそう。
3時間以上寝てしまいさすがにこりゃまずいだろうと
慌てて洗い流したら、流してる段階でこれまで経験したことのない
柔らかさとしなやかさにびっくりされわざわざお店に電話いただきました♪
通常の美容室でやるトリートメントでもそうですが
トリートメントは油、油を髪の毛に最適の状態で吸着させるなら
まずは髪の毛を締めてあげる(収斂)そして次に油(トリートメント)を吸着させる。
この方法が素材同士が引き合う原理原則。
天然であるヘナ染めは、自然の摂理を利用してただ塗るだけで効果的に
髪をしなやかにしてきたのですね。
ヘナは3時間以上放置しても問題ありませんが
インディゴは長時間放置するとムラになったり髪の毛のダメージ具合などで
染まりが変化してしまいます。
インディゴを混ぜての1度塗りやヘナ→インディゴの2度塗りは
インディゴの時間は長くても2時間半くらいがいいと思います。