ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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インディゴのこと
インド地方で収穫されるミソハギ科のヘンナ、日本ではヘナという言い方で肌の弱い方や化学物質アレルギーの方などに白髪染めやハーブトリートメントとして愛用されています。
このブログでは、天然ヘナを使った初心者向けの塗布のやり方や白髪染めの方法
ヘナの口コミやアレルギーの有無など
美容師免許を持つ私が基本的な正しいヘナの情報をお伝えするヘナページです。
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ヘナ染めの基本は、2度染めが基本。
と講習でもブログでも言い続けています。
まずヘナ(オレンジ)で染めて
一度そのヘナをお流しして、インディゴ(ブルー)を塗布するというやり方。
このやり方が一番確実に そして綺麗に仕上がるのですが
いつも質問を受けることがあります。
それはインディゴの感作性。
ハナヘナをやってる理美容師さんからたまに質問があるのです。
インディゴで痒みが出る・・・
と。
ずい分前からそんな質問があったのですが
宮崎の美容室ハナへアーではほとんどと言っていいほどないのです。
ハナヘナをメニューにした初期の頃は、たしかに数名いらっしゃいました。
ですが今ではほぼ皆無。
インディゴは確かにヘナよりは、感作性があるとは思います。
それは、寒色系の色味というのもありますが
アルカリ領域で発色するという性質がインディゴにはあります。
暖色系の色素に比べて、寒色系の色素のほうが痒みを誘発することは確かです。
アルカリ領域での発色も膨潤させるという現象から
痒みを誘発しやすい。
とも言えるでしょうね。
その改善策として
① 柔らかい刷毛を使う。
② 通常のヘアカラーの塗布方法とは異なる塗布の方法を取る(頭皮に置いていく感じ)
③ 毛流れ(生え方)と逆方向に塗布しない。
この3点が注意点でした。
しかし、先日ヘアカラーリストの伊澤さんの講習を受けた時に
なぜインディゴで痒みが出るのか?
うちの美容室では出ないのに他の美容室では出てしまうのか?
この謎が解けました。
まずヘナというのは暖色系(オレンジ)ですので寒色系に比べて色素刺激は弱いです。
次に頭皮に刺激がない状態で塗布します。
ヘナという植物は、粘性があり塗布すれば頭皮の脂や汚れを
クレイパックのように取り除いてくれます。
ヘナをやることで、頭皮に何もついていない状態になりますね。
2度染めは、文字通り2回染めることですので
次はインディゴを頭皮に乗せるわけです。
ということは、水分も油分もない状態の頭皮にインディゴを乗せることに
なりますので、1度目のヘナより、2度目のインディゴの方が刺激があって当然になります。
物理的に。
ハナヘナを流した頭皮の状態は、2,3回シャンプーしたと同じくらい
頭皮がすっきりします。
シャンプー2、3回やったと同じ状態の頭皮にインディゴを乗せるわけです。
宮崎の美容室ハナへアーでは、昔から通常のヘアカラーも頭皮に付けないように
塗布していましたので、ハナヘナの2度染め目もなるべく頭皮に付けないように
塗布しているわけです。
白髪の生えてる部分も人によってまちまちですが
殆どの方は、分け目周辺と生え際。
うちではこの見える(多い)部分にだけ頭皮に付く、もしくはギリギリで
塗布するという方法を感覚的にとっていました。
先日、ハナヘナの2度染めを3回やった人が突然来なくなって
その方のご家族も来店されていたので
それとなく聞いてみると首元あたりに痒みが出たみたいだよ。
と教えてくれ、やはりインディゴで痒みが出るのか・・・
と思ったそうです。
僕自身が薬剤でもなんでもそうですが、頭皮や肌にあまりつけてほしくは無いタイプでして
それを感覚的やっていたのでスタッフ達も自然に教えられることもなく
やっているのでインディゴでの痒みがうちの店では出ないのだと思います。
いくら薬草で染めるといっても頭皮の皮脂を取り除くことには変わりありません。
美容学校時代、プレーンリンスの授業を受けたのを思い出して下さい。
お湯で何度も流すだけで頭皮がかっさかさのぱっさぱさに
なっていたでしょう?
頭皮の皮脂というのは、必要だから分泌されるわけですので
いくら薬草でもその行為は余計なものになるのですね。
ですので、皮脂もなにもない頭皮に2回も薬草で染めるわけですから
痒みが出て当然なわけです。
乾燥しますからね。
人間の皮膚は、乾燥すると痒くなります。
しかし、水やお湯につけていると痒みを感じにくくなります。
施術中はどの状態でも乾燥状態にはなりませんので
痒みや刷毛での塗布刺激はあまり感じませんね。
しかし、最後に髪や頭皮を乾かすと痒みが出てくることがあります。
柔らかい刷毛、頭皮になるべく刺激を与えない塗布方法はもちろん大事なのですが
2回目に染めるという行為自体も手際や配慮が必要なわけです。
理美容師さん(施術する側)は、どうしても
「色の染まり」
に目が行きがちですが、頭皮も酷使してるということを忘れないでくださいね。
薬剤を塗布する(薬草も含め)ということでも刺激はあります。
お湯で流すだけでも刺激を受けやすい(皮脂を取り除く)ベース(頭皮)を作ることになります。
クリップで留めたり、スライスを取る行為も消費期限がとっくに切れた(毛羽立ちのある)
刷毛で塗布することで刺激になります。
シャンプー時にゴシゴシやりすぎる。
タオルでゴシゴシ拭きすぎる行為も刺激を与えます。
お客さんは、美容行為の中でそれ相当な刺激に耐えているのです。
デザインも大事ですが、頭皮の状態ももっとも大事です。
お肌に触れる行為、今一度見なおしてみてくださいね。
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