ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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湯シャン・脱洗剤について
合成シャンプーはダメで石鹸は無添加だから安心安全・・・エシカルで地球環境にも優しい石鹸・・・
などなど、合成シャンプーに比べ石鹸の方が肌にも地球にも優しいという売り込みは本当なのでしょうか?
カリ石ケン素地や脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムが主成分でできたシャンプーです。
脂肪酸と水酸化ナトリウムを合わせて製造されPH10程度のアルカリ性のシャンプーです。
石鹸シャンプーに弱酸性のものはありません。
合成洗剤に比べ排水をしても生分解性効果で河川汚染しないなどという謳い文句の多い石鹸ですが、
昭和の頃の合成洗剤問題と生分解性を調べるJIS法やBOD法などを巧みに組み合わせ合成洗剤より石鹸が優れているという洗脳をしているだけです。
石鹸シャンプーも合成シャンプーも『洗剤』には変わりありませんし使用量などもありますので合成シャンプーも石鹸シャンプーもどちらも同程度です。
石鹸は、無添加(指定成分が含まれていないというだけ)であるため合成成分の品目でアレルギーの出る方にとっては安心して使用できます。
アルカリ性なので髪や肌がきしむ。
パーマやヘアカラーをしていない健康毛の方なら使用しても髪の毛がきしむ程度で問題ありませんが、ダメージのある髪の毛の方が使用すると洗った後に流す時、かなり髪の毛がゴワゴワしきしみますので酸性のリンスが必要。
様々な売り込みで合成シャンプーより石けんの方にメリットがあるというような説明を多く見かけますが
石けんで洗っても合成シャンプーで洗ってもどちらも洗剤ですので頭皮の汚れは落とせます。
何かを否定して売り込むのがひとつの『商売』としての『戦略』にすぎません。
メンタル的に入り込み地球環境にも優しいという洗脳もまた商売の手法。
洗剤は現代社会にとってとても便利なものですが、『必ず使わなければいけない』というわけでもなく洗剤の種類もたくさんあるので『使用感』に合う合わないがあるだけです。
これはまさにおとぎ話で『こっちの水のほうが美味しいよ』という戦略。
せっけんも合成洗剤も汚れを落とす単なる界面活性剤でありそこに良いも悪いもありません。
昭和のはじめ頃までは合成洗剤の環境破壊問題は確かにありましたが、現代社会では検証、法整備も厳しくなり河川への排水はかなり整合性を持って排水されています。
合成シャンプーのなにかの成分でアレルギー反応が出るなら仕方ありませんが、『洗う』という行為は本来肌を守る表皮常在菌をも洗い流してしまうという行為です。
合成シャンプーより石鹸シャンプーが優れているというような優劣ではなく、どちらも洗剤という認識で正しい肌の構成、髪の毛の構成、洗剤で洗うということの知識を知ることが大事です。
どんなものを使ってもメリット・デメリットはあります。