ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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インディゴのこと
染める染まる着色する。
普通のヘアカラーの着色原理はイオン結合という色そのものが
髪の毛という物質に対して吸着するというのがほとんどですが
インディゴという藍の着色は、いわゆる着色ではなく発酵。
藍の原料が還元され発酵、酸化されることで目に見える色
に変化します。
インディゴは色素という色ではなく発酵してできる物質
なのですね。
この発酵された色素(分子)はとても小さな分子が集まった
物質で繊維の中に入り込む事で染色が完了しますが
繊維の中にはプラスやマイナスを持っている
マイナスだけを持っているなど繊維によっては様々です。
インディゴという名前は発酵し酸化した(目に見える色のこと)
色で還元される前の状態は無色のインディカンという名前です。
このインディカンを水溶性(還元)にして
繊維の分子と分子のすきまに侵入させます。
水に溶けたインディカンは、繊維分子に対して親和性(馴染む)
があるので繊維分子の間に入りその後
繊維の内部で酸化されインディゴという不溶性の物質になり染色が
完了します。
髪の毛という素材はプラスとマイナスの電子を持っていて
髪が傷んでくるとダメージの度合いによりプラスがなくなり
マイナスだけが残っていきます。
マイナスだけが残った髪の毛にインディゴを塗布すると
この親和性が強く不溶性となり洗ってもブリーチしても
色落ちしない状態になります。
これは僕の髪の毛でやった実験ですが2020年11月に
ブリーチし金髪にしてからインディゴを塗布。
次に2021年2月に再度ブリーチ。
新しく生えてきた部分はブリーチで金髪になりましたが
2020年11月に染めた毛先に残ったインディゴは
ブリーチしても色落ちしません。
そしてこれが3月の状態。
そしてその後がこれ。(2021年5月撮影)
ほぼ色落ちなし。
素材の状態(髪の毛)で変わってくるインディゴの色ですが
他人とは違う自分だけの色なのでとても気に入ってます♪
何気ない実験からでしたがまたブリーチして今後も
インディゴの検証をしていきます。