ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ

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ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ

インディゴのこと

いつものインディゴがいつものように染まらない・・・そんな時は。

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インディゴは生き物。
みなさんが知っている色素というものはそこに色がありその色が何かに付着することで
『色移りするもの』という認識でしょうが、天然インディゴの着色色素は

『菌』

元々、無色なインディゴは水分を含むことで還元され、空気に触れることで酸化し
色が現れます。

さらに。

着色した後の『酸化』の時間経過によりさらに発色が進む『色』

これをめんどくさいと思うか?
不思議!楽しい♪と思うかはあなた次第(笑)

長年の常連さんからのメール

もうずいぶん長いことハナヘナを使われてる常連さんからのメールに
前回のインディゴが染まりにくかったという内容のメールをいただきました。

いつものやり方でいつもと変わりなく塗布したのですが・・・

もちろん天然インディゴですのでインドのラボで出荷前には着色テストを行ってから
出荷しますので染まらないってことはないはず・・・

いつもの常連さんの染める手順も間違いはない。

わずかでも残っていれば返送してほしい旨を伝え返送されてきたインディゴを検証。

送られてきたインディゴの検証

ロットナンバーが78だったので2018年4月16日にインドにオーダーしたもの
※現在 令和元年5月

色、手触り、匂い等問題なし。

保存状態も空気を遮断し大切に扱われているのがわかる状態。

普通の水道水で混ぜた状態。
混ぜた直後は鮮やかなグリーン。

↑10分〜15分程度放置(ラップして)しておくとグリーンが深緑色に変わってきます。
これはインディゴが徐々に還元されだしたという印。
1.2年前の記事にも書いたけど最近の検証ではインディゴは溶いてすぐ塗布ではなく
10分〜15分放置して色が変わるのを見てから再度しっかり混ぜ塗布するのが
どの時期に収穫されたものでもこの方法で対応できるのではないかと思います。

ラップをして45分放置
この時空気を遮断し乾燥を防ぐことが大事。

左・ヤク毛 右・僕の白髪4本

今回の検証は常連さんのメールだったので僕のなけなしの髪(笑)を提供させていただきました。
ヤク毛は検証前に食器用洗剤で洗い、コーティングを剥がしましたが、僕の白髪は
普段お湯洗いなのでそのままインディゴをON

48時間後

どちらとも問題なく発色しました。

まとめ

・検証結果

インディゴは時期により若干の発色の違いはありますが染まらないものは出荷しません。

ですが!
やはり天然の葉っぱですので少しの工夫は常に必要ではないのかな?
といつも思っています。

ポイントは、インディゴを水で溶いて10分程度放置してみて還元(色が変わっているのを確認)
その時に10分で変わるのか?15分で変わるのか?
変色が遅いのであれば放置時間や塗布量をいつもよりたっぷりしっかり置いてみるなどの工夫。

そしてやはり髪に何もついていないか?
ここもポイント。

普段お湯洗いのみでスタイリング剤(椿油など天然のものも含む)などつけていない場合は
自分の皮脂だけであれば過剰に事前洗いする必要はありません。
皮脂だけなら問題なし!

あと、素人さんが自分で染める場合塗ってる間に乾燥してしまい発色が止まってしまう
パターンもあります。

ヘナもそうですがインディゴが付着しても乾燥してしまうと髪の毛に浸透しませんので
乾燥させないようにたっぷり(髪の毛が隠れるくらい)塗布するのがベストです。

たっぷり塗ったら放置時間は45分以上2時間半以内。

ここら辺を気をつけて天然草木染めを楽しんでもらえると幸いです♪

インディゴは染めた後が大事

インディゴでブルーブラック

インディゴを使った後はドライヤーですぐ乾かさないこと

↑↑↑過去記事も参考にしていただけると助かります。

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