ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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インディゴのこと
正確にはヘナ染めで紫に見えるのではなくインディゴを使ったヘナ染めで染めた後数日〜数週間たつと染めた部分が紫に見える場合の方もいらっしゃいます。
ヘナナチュラルはオレンジ色ですが、インディゴはブルー。
ハナヘナのハーバルブラウンやハーバルマホガニーで染めて数日〜数週間たつと紫に見える方がいます。
これは、インディゴの酸化発色の過程に何らかの反応が起こり紫に見えてしまいます。
この原因は完全には解明されていませんが、紫になることを防ぐ手段はいくつかあります。
解決その①
インドの水質(硬水)と日本の水質(軟水)ではもちろん違いがあります。
ハナヘナ製造時はインド工場のラボで必ず出荷前検査をしますが、インドの水でインディゴを溶くのと日本の水で溶いたものでは染まりに違いが現れます。
写真上が日本の水でインディゴを溶いたもの写真下がインドの水でインディゴを溶いたもの。インドの水で溶いたほうが見るからに濃く発色しています。
日本の水は軟水ですが、インドの水が硬水ですので、インディゴを溶く際、硬水の『コントレックス』などで溶いてみるといいかもしれません。
解決その②
染めた後紫になる原因は、1度染めでしかなりません。
これはヘナが酸性で反応しインディゴがアルカリ性で反応する性質の違いがあります。
性質の違うものを混ぜて時短で染めるわけですので髪質や染め方などでどうしても酸化反応に違いが出る髪質の方がいます。
ヘナ染めの基本はヘナで染めた後にインディゴで染める方法ですのでどうしても紫になるのが嫌という方は基本染めを試してみましょう。
解決その③
ヘアケア剤には、ものによってはアルコールが配合されているものなどがあります。
インディゴがアルコールに反応して変色することも考えられます。普段ヘアケア剤を使ってる方は染める前後にはヘアケア剤を使わない方法も試してみましょう。
解決その④
2日に一度のシャンプー習慣に変えて紫が出なくなる方もいらっしゃいます。
インディゴの酸化は染めてすぐには水分が必要ですが、酸化発色が終了した後は水分控えめのほうが紫に変色しなくなります。濡らすことは還元に当たり乾くと酸化ですのでその化学反応を毎日しなくなれば物理的には解消できます
解決その⑤
インディゴ、インディゴを配合したもので染めた後すぐに完全乾燥させてしまうとインディゴがうまく空気酸化できません。インディゴの色を酸化発色させるには水分が大切。
しかし冬場などは濡れたままだと風邪をひく恐れもあるのでさっと乾かした後、染めた部分だけ霧吹きなどで湿らすといいと思います。
解決その⑥
インディゴを塗布して放置する時間が短いと髪の毛にしっかり浸透しないことが原因で紫になることも考えられます。放置時間を2時間にするなどしっかりとインディゴを浸透させてみましょう。
インディゴが紫になる原因はこれが原因!というのがありません。
そもそも性質の違うヘナとインディゴを混ぜて使うわけですから染め方や染めた後の生活習慣で変化することはなきにしもあらず・・・
これまでの経験で6つほど解決方法を書いてみましたのでどれか一つをやってみることで解決するかもしれません。
しかしこの紫がいい♪という方もいるから自然の色素で染めるということは色んな意味で魅力的です。
いろいろと工夫しながら自分なりに自分色を探せるヘナ染め、インディゴ染めは奥が深く楽しんで染めていただけると幸いです。
※ホルモン関係の薬を飲み始めてから急に紫になったという方もいらっしゃいました。
髪の毛は体に取り込んだ水銀やカドミウムを排出する機能もあります。