ヘナで白髪染め。髪と地肌を傷めない天然ヘナのハナヘナ
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インディゴのこと
ナチュラルの後でインディゴをしてますが、お店でしてもセルフでしても、
後落ちが酷いのですがやり方に問題があるのでしょうか?ドライヤーをすると、指や詰めにインディゴが付きます!頭に痒みも少し出るのでは掻いても爪に入ります。ご教示願います!
これはインディゴに限らずヘナでもありますね。
ヘナ染めするとドライヤーしてるときに手に色がついてしまう。
髪の毛に付着しきれなかった色素がついてるだけ!
ヘナの色素が髪の毛に浸透したのを可視化するとこんな感じ。
ヘナの色素は低分子ですので髪の中まで浸透します。
ですが低分子ゆえ色素流失も起こるんですが、樹脂色素のため
通常のヘアカラーの色素に比べてかなり長持ちします。
↑の過去記事にも書いていますが、髪の毛のダメージ度合いによっても
流失のスピードが変わってくるんですね。
しかも染める頻度が空けば空くほど、色素定着も悪く色素流失が起こりやすくなってしまいます。
もう1つは、浸透しきれなかった色素が髪の表面に残っていて
その色素が手についてしまう。
ということです。
インディゴも同じで浸透しきれなかった色素が髪表面に残ってしまい
手についてしまう。
というわけなんですね。
ですので『なるべく』手や爪の間に色素がつかないようにするには
染める頻度を月1(30日)など定期的に染める。
※ 定期的に染めることで色素が全部流失しないうちに再度色素を補填するので
流失が起こりにくくなる。
染める期間が空いてしまった場合は染めた後、シャンプー剤を手に取り
泡立て、髪だけにシャンプーを付け目の粗い櫛などで軽く梳いてあげる。
※こうすることで浸透しきれなかった余分な色素が洗い流されます。
やり方動画
ヘナ染めは自然の色素なのでどうして多少の色素流失はあります。
ここで書いたのは何故流失してしまうのか?
という原理ですので自然に流失してしまうものを原理を知ることで最小限に
留めることができるという方法です。
髪は個人差によってダメージ度あいが違います。
ダメージが多いとキューティクルの剥がれる量が多くなるので
中に入った色素を留める力も弱くなってしまいます。
ダメージが多い→しばらくは染める回数を増やして、色素定着を良くする。
という対策が必要になりますね。
ヘナの色素は低分子で抜けやすいが樹脂染料なので普通のヘアカラー色素よりは抜けにくい
インディゴの色素はヘナの色素の上に定着するのでヘナをしっかり染めてあげることが
ポイント。
インディゴは特に表面定着なので、ロウ脂質であるホホバオイルで
コーティングしてあげることで色素が手につくことを多少なりとも防いでくれる。
今回の質問者のヘナ染めのやり方はなんの問題もなくしっかり基本通りにできています。
ですが髪の毛の状態により工夫が必要だということ。
原理を知れば素人でも対策はできますので、自分の髪にあったやり方を見つけることが
ヘナ染めを楽しむ秘訣でもあります♪
痒みについてはこんな過去記事を読んでみてください。